自然農による野菜栽培
自然農による野菜栽培

農業とひとくちに言っても様々な仕事があります。天田孝典さんが現在携わっているのは、収穫を専門に請け負う農業ビジネスです。

以前大型トラックを運転していた天田さんは、野菜を高崎の青果市場に運んでいました。このときはまだおぼろげだった農業に対する興味関心が、 歳月を経て大きくなり、農と街中を繋ぐ役目ができればと考えてCIPに参加し、独立起業に向けて働いています。

収穫作業の様子 小松菜の収穫作業。奥まで一列刈り取るのに約4,5時間かかります。

天田さんが働く株式会社耕は、箕郷町にあり、広大な農地を所有して、主にほうれん草や小松菜を栽培しています。 農協に出荷するだけでなく、大規模な個別契約も多く、収穫時期には毎日大量の葉物野菜を収穫することになります。 収穫チームのメンバーは現在4名。農協出荷の場合は朝市から昼まで収穫し、午後に袋詰めを行います。 個別契約の場合は、朝市から予定枚数を収穫するまで、作業を続けます。 収穫作業の様子 収穫チームの手つきは手慣れたもの。

自社農場の繁忙期以外は、群馬県内西部や北部の提携農園に出向いて収穫を行います。 痛んだ野菜を瞬時に見分け、出荷可能なものだけを、泥を落としながら素早く収穫していく様子は、 とても手慣れたもの。収穫作業のプロを目指して日々作業してきた成果が、着実に現れているようです。

収穫作業の様子 出荷できるものとできないものを瞬時に選別し、泥がつかないようきれいに刈り取っていきます。 収穫作業の様子 1ケース約5キロで出荷します。耕の小松菜は無農薬栽培。肉厚で美味しく育っています。

自社農場と提携農場の収穫作業以外には、今後さらに農業の高齢化が進んだ場合に、 収穫と出荷の人手が足りなくなる可能性があり、その部分を担うことができればとも考えています。

世代を越えて農と街中をつなぐ、新しい農業ビジネスのかたちに期待が高まります。